ブラインドアスリート佐藤誠喜

20代半、突然発症した原因不明の病気によって、私は光を失い盲目となりました。今 は砲丸投げのアスリートとして、2024年に開催されるパリパラリンピック出場を目標 に頑張っています!!

どっちでもいいんですよ

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こんばんは。

ご無沙汰しております。

すいません、投稿サボッてました。

なかなか載せるネタがなかったもんで…。

まー、坦坦と練習は積んではいましたけどね。


先週も土曜に練習したのですが、ゲストが来たので、「ちょうどいいや、お願いしよ
う」と思い、写真撮影お願いしました。

この日は、仙台大の木村君と岩沼陸上競技場で練習しましたが、そこへ、昨年紹介し
た仙台大OB阿部大地君が現れました。

「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン」といった具合に登場しました。たぶん…

このセリフ、40代以上じゃないとわからないかなー?

実は、来月講演頼まれまして、そこで使おうかと思い写真撮影頼みました。

練習は、木村君がメインで行いましたが、写真は先輩を立て、阿部君にモデルになっ
てもらいました。

木村君がカメラマンです。

いい写真が撮れましたよ。

「木村君、うーん、ナイスですねー!」(笑)

なかなか砲丸投げの紹介する程珍しいルールもないので、今回は、短距離のルールを
紹介します。

全盲選手は、伴走を付けるので、二レーン使うんですよ。

1と2レーン、3と4レーン、5と…。

といった具合に割り当てられます。

今回は我々は、3・4レーンで走りました。

伴走は、左右どっちに付けても構いません。

2レーンや5レーンに選手・伴走が入ると失格です。

選手・伴走は、3と4レーンの中であれば間の線を踏んでも互いのレーンに入ってもOK
です。

ゴールで写真判定する為に、選手の右尻側面(通称 腰番)を付けますが、伴走をど
っちに付けようが内側のレーンの数字のレーン番号を腰番として付けます。

今回の場合は、僕が3の番号を付けることになりますね。試合でないので、今回は付
けてません。

伴走は、大会主催者が用意した’ガイドベスト’を着用しますが、腰番は付けません

全盲選手は、アイマスクを着用しますが、アイマスクの中にアイパッチをして二重の
目隠しをさせられます。

まー、もっといろいろ特別なルールはあるんですが、今回はここまで。


僕は、いつも右側に伴走を付けていますが、説明の為に左伴走もしましたが、これが
なかなか’いずかった’。


※ ’いずかった(いずい)’とは、宮城の方言で、「しっくりこない」という意味
です。
厳密には、「しっくりこない」では説明のつかない言葉ですが、一番わかりやすい例
えですかねー。