ブラインドアスリート佐藤誠喜

20代半、突然発症した原因不明の病気によって、私は光を失い盲目となりました。今 は砲丸投げのアスリートとして、2024年に開催されるパリパラリンピック出場を目標 に頑張っています!!

やっぱ2人はないか

’パリコレ学’でパリコレオーディションへ行ける一人が決まりました。

真坂の2人が選ばれると思っていましたが、甘くはなかったですね。

小野寺みゆさんが選ばれましたが、これからが本番です。

パリコレオーディションの様子も引き続き放送するようなので、楽しみです。

みゆちゃんも頑張ってほしいですが、他のパリコレ学院生も今後の活躍を期待してい
ます。

SDDG46卒業

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こんばんは。

暦は春になり、日一日と暖かさを感じ、今シーズンも「やるぞ」と気分にはなります
が、一方、3月は別れの季節でもありますね。

今日、最後の別れをしてきました。うー…(涙)。

SDDG46(仙台大ガイドランナー)46の伴走リーダーが本日で卒業となりました。

「あれっ、46人もいたの?」

と思った方、あまり突っ込まないでくださいね。

伴走として約3年半共に練習し、また、伴走ブロックリーダーとして2年間猛者たちを
束ねてきました。

その彼の名は、茂木大地君。

今日は、ひとめぼれスタジアムでの練習でした。

「伴走を卒業し、普通の社会人になります…」

と言ったとか言わなかったとか…。

いやいや彼は、普通のサラリーマンには納まらないでしょう。

彼の伴走としての技術・気遣いは大したもんですよ。

いろんな経験を活かし、社会ではきっと活躍するでしょう。


茂木君とは、今日が最後でしたが、木村汰貴君が、リーダーを引き継ぎました。

引き継ぎ式の写真もアップしましたが、左が茂木君、右が木村君です。

ガイドベストの受け渡しですね。


駅で別れたのですが、最後に硬い握手を何度もしました。

周りに人がいなかったら、泣いてたかもしれません。グッと堪えましたよ。


本当、茂木君、お世話になりました。

そしてありがとう。

女神ねー

おはようございます。

昨日楽しみにしていた映画を見てきました。

映画は久しぶりですね。

9/26のブログで紹介した{コーヒーが冷めないうちに}以来ですね。

その中で最後にちょっと触れましたが、今回は{フォルトゥナの瞳}です。

昨年夏ごろ原作本を読んでて面白いなと思っていて、そしたら{コーヒーが冷めない
うちに}の始まる前の他の映画紹介で、今年2月に公開と宣伝していたので、「これ
は見ないと」と思ったんですよ。


この瞳の能力を得てしまった主人公は、死の運命に取りつかれた人を見ると身体が透
けて見えてしまいます。

最初は指先だけ透けて見えるのですが、死に近づくにつれ透ける範囲が広がり最終的
には全身が透けて見え、洋服だけが浮いて歩いて見えるようです。

残念ながら自分の死についてはわからないようで、死に近づいていても気づかないみ
たいですね。

主人公は、死が見えた人のタイミングをちょっとでもずらすことにより、死から免れ
ることを知り、助けるのですが、その代償に心筋梗塞と脳内出血を引き起こしてしま
います。

後に彼女となる女性を助け幸せな一時を過ごしますが、他人の幸せと自分の幸せのど
っちを取るかという心の葛藤が描かれてますね。

主人公は最終的に…。

フォルトゥナとは、ローマ神話に伝えられる運命の女神のようですね。


出演者が少ないのはちょっと驚きましたね。

主人公は高級車のボディーコーティングをする仕事をしているのですが、フェラーリ
を乗り回す宇津井という嫌な客の役を DAIGO がしていたのがビックリでした。

彼のキャラじゃないので、見てる時は気づきませんでした。

主人公が勤めている会社の社長役の 時任三郎さん は流石ですね。

’不揃いのリンゴたち’の頃から好きでした。


この映画の原作は百田尚樹さんですが、他にもいろいろ書いており、有名どころでは
、’永遠の0’ですかね。

僕は、’海賊と呼ばれた男’や’ボックス!’、’影法師’等が好きですね。


次は何の映画を見ようかなー。


それでは、最後に一言。

「いやぁ〜、映画って本当に面白いものですね〜!」

うまいね〜

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こんばんは。

今日の練習はめちゃくちゃ疲れました。

陸上トラックでの追い込んだ練習です。

陸上経験がある人はご存じかと思いますが、300mの辛さは理解してもらえるかと思
います。

本数はあえて言いませんが、走り込んでますよ。


そんだけ身体をイジメたのですから、身体にもご褒美あげないといけませんね。

ということで、久々に牛タン食べてきました。

仙台のアーケードにある{牛たん炭焼 利久}で食べてきました。

久々に食べたということもありますが、凄くおいしかった。

思わず「うマーベラス

と言っちゃいそうに…。

マーベラス♪と言っても0カロリーではありませんよ(byサンドイッチマン

しっかり練習して、しっかり食べたので、帰りの電車では必然に居眠りでした。

鼾かいてなかったとは思いますが…。

周りの方、煩くしてたらごめんなさいね。

誰が選ばれる?

こんばんは。

TBSで放送している番組{林先生が驚く初耳学}のコーナーの一つ’パリコレ学’
が来週で終了になります。

去年からずっと見ていましたが面白い企画だったと思います。

視力を失う前にTVでパリコレを見た記憶がありますが、どのモデルさんも堂々とし
ていて格好いいなと思ったことを思い出しました。

アンミカ先生の厳しい指摘や褒めの言葉、モデルの学院生だけではなくてもスポーツ
の世界でも通ずる感じがしました。

先週の放送でのウォーキングで一人だけ靴音が自信に満ち溢れていた人がいました。

「あれっ、この人音違う」

と、なんか他の人と違って凄くしっかりというか重々しいというか一人だけ音が違っ
たんですよ。

そしたら、アンミカ先生も「ウォーキングもポージングも凄く自信に満ち溢れていて
しっかりアピールできていますね…」みたいな評価でした。

僕は素人なのに、それでも靴音で自信が伝わってきたのがビックリでした。

この人選ばれるのかなー?

あー、来週の放送が待ち遠しい。

誰がパリコレ行きの切符を手に入れるんだろう…。

番組では一人とか言ってたけど、まさか「甲乙が付けがたい」とか言って特例で二人
選ばれたりして。

あー、気仙沼や気仙沼や…

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こんばんは。

講演報告です。

また投稿が遅くなっちゃいました。

写真もいっぱい撮ってもらったので、ちょいすにも手間取りましたが、なかなか僕と
友達の都合が合わず選ぶことができませんでした。


えーとですね、先週の水曜(1/30)に気仙沼市立面瀬中学校へ行ってきました。

講演日の前までは、寒かったり吹雪いたりして荒れた天候が多かったですが、この日
は穏やかな一日でした。

やっぱ普段の行いいいんでしょうかね〜(藁笑)。

話を受けた当初は、電車で一人で行こうとも思い、いろいろ調べました。

東日本大震災の影響で、小牛田駅から直通の電車が無くなっており、乗り継ぎして3
時間くらいかかります。

今度は、一関経由して大船渡線を使う別ルートも検討しましたが、2時間半以上かか
るようでした。

ということで、車での移動にしました。

そうそう、僕の愛車のプレリュード(ホンダ H2年式)を運転して…。

なんでやねん。目見えんとちゃうのか…。

という突込みが来そうですね。


そもそもこの講演は、学校より宮城県障碍者スポーツ協会へ依頼があり、僕に白羽の
矢が…。

そういうことにしておきましょう。

紹介してくれた協会職員の方が、介助を申し出てくれて、車での送迎をしてもらえる
ことになりました。

僕は一旦仙台まで電車で南下。

東仙台で拾ってもらい、一般道から三陸道に乗り向かいました。

ビックリでしたよ。

法定通りのスピードで走ったのに2時間ちょいで着いちゃいました。


前置きが長くなりすいません。

ここからが本題です。

翌日、高校前期試験ということで、3年生は残念ながら参加を見送ったようですが、
正解だったかもしれませんね。

せっかく覚えた単語や知識が、僕の講演聞いて忘れられたら困りますからねー。

それに僕の講演笑わせようとするので、その話がよくスベ…、おうっとそのキーワー
ドはNGでした。

とまーそんな理由で1・2年生約160名と教員数名の中での講演になりました。


障害者スポーツで活躍するアスリートの方から体験談を聞くことを通して、困難負
けない強い気持ちと努力することの大切さを学ぶ」

というテーマでの講話ですが、僕の話す内容はいつもどおりです。

今回は、久々に映像も使いましたよ。

健常者から全盲になるまでの流れや苦難・苦悩の時期から陸上競技に出会うまでの話
を一気に進めました。

勿論その中で全盲になってからの生活の話をすべく音声グッツを今回もいっぱい用意
していきました。

女性には世にも恐ろしい、「音声体重計」も持って行きました。

「乗りたい人ーっ」との僕の呼び掛けには流石に女性で手を挙げるひとはいませんで
したが、勇気ある男子O君が進んで出てきてくれました。

O君が体重計に乗った時、この講話で一番盛り上がったかもしれません。

僕の話ではなく…。ちょいと複雑…。

今度は、S君に手伝ってもらい、短距離走の伴走の説明もしました。

打ち合わせ無しでしたが、S君は素直に手伝ってくれ、わかりやすい説明ができたと
思います。

砲丸投げで東京パラ出場を目指していますが、まだ実績がないので、短距離の話がメ
インになってしまい、2007年と2011年の世界選手権でマイルリレーで獲得した銅メダ
ルを証拠の品として皆さんに見てもらいました。

そのメダルの中身はチョコ…とお決まりのジョークは出しておきました。

実際に紐を持って伴走している映像も見てもらいましたが、やっぱ映像として見ると
思った以上に速かったようで驚いていた人もいたようです。


最後に2名の生徒から感想・質問を受けましたが、きちんと答えられたか心配だな〜

講演終了後には、C生徒会長からの御礼の言葉と東京パラ出場への激励。

嬉しかったですよ。

だから、学校講演受けたくなるんですよねー。


今回、この講演担当で対応してくれた小松先生、ありがとうございました。

僕も楽しく講演できました。

面瀬中学校の生徒の皆さん、教員の皆さん、共に夢に向かって頑張りましょう!!


※ プレリュードとは、僕が最後に運転していた車でした。

今は珍しい、ヘッドライトが収納されるリトラクタブルライトを採用していた車です